台湾の携帯電話の周波数帯域について


訪台等でスマートフォンの活用をお考えの方への基本事項です。
通常国内で流通している携帯電話は一部モデルを除いて
SIMロックがかかっておりますが、こちらを解除することによって
様々な国家で使えるようになります。

今回は台湾の周波数事情をまとめます。
(※更新しました:2020年1月現在の事情です)

台湾では2019年4月現在、5つの携帯電話会社が存在。
日本の携帯電話の部周波数帯と重なっていますが、
SIMロックを解除することでLTE(4G)の利用が可能です。




以上5つの会社で構成されております。

最大手の会社は中華電信となっており、台哥大、遠傳と続きます。
ほぼリスト順と考えていただいて大丈夫ですが、対応周波数帯の最多事業者は遠傳です。

この中で、日本の携帯電話会社と親和性が高いのが
大手事業者の中華電信、台灣大哥大、遠傳の3つとなります。

台湾で使用されている2100MHzと1800MHzは日本の大手三社と同じ周波数となっており
どの会社でもSIMロックを解除してあれば繋がります。

900MHzは主にソフトバンク(Ymobile)の携帯電話端末に対応しており
700MHzは主にNTTドコモの携帯電話端末に対応しています。
また、2100MHz/1800MHzのみでもauやUQを含めた全ての携帯電話に対応します。

また、台湾の3GはBAND1/2100MHzで運用されており、
こちらもNTTドコモ・ソフトバンクと相性が非常に良いです。

ただし、電話機の型番により対応周波数が変わることもあるので事前に確認は必要です。

2 件のコメント :

  1. 有益な情報、本当にありがとうございます。

    ただ、2600MHz Band41は
    FDDではなく、TDDになると思うのですが。

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    1. ご指摘ありがとうございます。誤字修正しました。

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